ペケ君は、トイチ君たちと出会うまでの
出来事を思い出していました。
いつも仲間はずれでした・・あの日以来・・
誰も、ペケ君を信じ、愛してくれる人も
そして仲間すらいない日々だったのです
そのうえ・・お母さんとも・・・
ペケ君にとっては
寂しく、そして辛い日々の繰えしだったのです
「おはよう~、ペケ君()!。もう、大丈夫()なの?」
「あ!。トイチ・・・・トイチ君・・」
「お母()さん!おはよう!!」
「おはよう、トイちゃん」
「お母()さん!!」
「な~~に?トイちゃん?」
「ペケ君()・・もう大丈夫()なの?」
「トイ・・トイチ君()・・実()は・・・ボク・・」
お母()さんが言()いました
「いいのよ、ペケ君()」
「で・で・で・・・でも・・でも・・ボク・・」
「いいのよ。さぁ、トイちゃんと一緒()にお食()べなさい」
「わぁ!ボクの大好()きなものばかり!!
ペケ君()、一緒()に食()べようよ!」
「え?トイチ君()も大好()きなの?プリンやホットケーキ?」
「うん!大好()きさ ペケ君()もなの?」
「う・・うん!」
「それじゃぁ、好()きなものまで仲間()だね、お友達()だネ!」
「お友達()? 仲間()?・な・か・ま・・・」
「そうさ!みんなお友達()で仲良()しさ!」
「うん!そうだネ!『トイちゃん!!』」
「さぁさぁ・・・二人()で仲良()く食()べなさい。
みんながお外()で待()ってるわよ。」
二人()そろって
「は~~い!!いただきま~~す!」
と~~っても嬉()しそうなペケ君()です
「トイチ君()の冒険()」
ペケ君()の嘘()の巻()・第14回()
目()覚()め
トイチ君()とトイチ君()のお母()さんに暖()たかく
そして、愛情()をもって迎()えられたペケ君()・・
表()にはおサルさんの「クレオ君」や
ウサギさんの「ゆきたん」たちも待()っていました。
「みんな・・おはよう!!」
「トイチ君()のお母()さん おはようございます」
「トイチ君() ペケ君()・・・お、おはよう~」
ペケ君()はなんだか嬉()しくなってきました
「わ!ペケ君() わらってる!!」
「わ!ホントだ~!!」
ペケ君() モジモジしながら言()いました。
「ボクも仲間()に入()れてくれる??
本当()は みんなと遊()びたかったんだ・・・」
「うん!いいよ!!!」
ウサギさんの『ゆきたん』がi言()います。
「でも・・?ペケ君()?元気()になったの?」
「う・・うん・・・」
「本当()!よかったわ!!私()・・心配()していたのヨ」
おさるさんのクレオ君()が言()います
「チェッ!女()の子()は調子()が・・」
「うん?何()か言()った?クレオ君()?」
「う・・な・なんでも・・そ・それより
みんなで遊()びに行()こうよ!ペケ君()も一緒()に!!」
ペケ君()は・・
「トイチ君()のお母()さん・・」
「な~~に?」
「また・・遊()びに来()てもいい??」
「大歓迎()よ!いつでもいらっしゃいな
子供()はみんな私()の子供()なのだから」
「本当()??」
「ええ!!本当()よ!!」
「トイチ君()のお母()さん!!ありがとう!!」
「グゲッ~~ツ・・」
ぺケ君()のお腹()の中()で苦()しげな声()が・・・
「みんな!!今()まで嘘()をついたり、意地悪()をしてゴメンね!!」
「く・くるしい~~・・」
またぺケ君()のお腹()の中()で声()が・・・
ペケ君()が大()きな声()で言()いました。
「そして!!みんな!みんな!お友達()で・・ありがとう!!」
「ゲボッ!!ゲボッ!」
すると!どうでしょう!!
ペケ君()の「ありがとう」の感謝()の言葉()と
素直()な言葉()の「ゴメンね」が
七色()になつて大空()に昇()っていきました。